<新型インフル>帰国者対策重視で対応遅れ 厚労省まとめ(毎日新聞)

 新型インフルエンザの発生初期段階で、全国の保健所職員が平均で1人当たり計33人の帰国者の健康監視と、計180件の発熱相談に対応していたとの調査結果を、厚生労働省の研究班がまとめた。渡航歴のある人への厳格な対策が人員不足を招き、結果として国内集団発生への対応が遅れたと総括している。

 昨年8月、全国510保健所に送ったアンケートの回答(回収率65%)から推計した。

 国は発生初期、発生国からの帰国者全員に最大10日の健康監視を続け、インフルエンザ症状が出た場合は保健所の発熱相談センターに電話するよう呼び掛けた。研究班によると、この結果、3000人の保健所職員が10万人の健康監視に当たり、5000人が10万件の発熱相談を受けた。93%の保健所は土日出勤で連日対応、6割以上が「医師や保健師の人数が不足していた」と回答した。【清水健二】

【関連ニュース】
新型インフル:余るワクチン 欧米でWHO非難も
インフル:受診者数、注意報レベルを下回る 全都道府県で
新型インフル:12日から輸入ワクチン出荷 安全調査開始
新型インフル:ピーク過ぎたか…WHO、23日に判断
新型インフル:流行で急性脳症が急増…5〜9歳を中心に

<さくらんぼ小学校>生産量日本一の山形・東根市に来春開校(毎日新聞)
予算委分科会は欠席=集中審議出席の方針−自民(時事通信)
<絹谷幸二賞>大谷有花氏に決まる 奨励賞は小沢さかえ氏(毎日新聞)
<鳩山首相>トラック運転手が表敬訪問(毎日新聞)
ギタアリヤちゃん、最後の手術延期し一時帰国へ(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。