ベッカム夫妻も愛用!マクラーレン専門ベビーカー泥棒(スポーツ報知)

 警視庁立川署は12日までに、ベビーカーを盗んだ窃盗の疑いで住所不定・無職の藤川亮容疑者(29)を逮捕した。高級品として知られる英マクラーレン社製のベビーカーを狙って盗んでいた同容疑者は「生活費が欲しくて約20台を盗み、リサイクルショップに売った」と供述している。

 あのベッカム夫妻も愛用した英マクラーレン社製ベビーカーの連続窃盗事件が発覚した。

 立川署によると、藤川容疑者は昨年11月、東京都国立市の大学院生男性(32)のベビーカー1台(約1万円相当)を盗んだ容疑で逮捕された。調べに対し「食べるために約20台を盗んだ」と供述している。

 アルバイトを転々としていた藤川容疑者は、立川市のアパートを家賃滞納で退居した昨年5月頃から「ベビーカー盗み」を開始。同市と国立市を中心にアパートやマンション、幼稚園や保育園などに忍び込んでは盗みを繰り返した。盗品はリサイクルショップに3000〜1万円で売っていた。高く売れた時はネットカフェに泊まり、安かった時は24時間営業のマクドナルドで一夜を明かしたという。

 当初はブランドを問わずに盗んでいたが、マ社製の買い取り額が高いと気付いてからは“同社専門”に。リサイクルショップに残った証拠品も14台中9台が同社製。計約10万円を荒稼ぎした(被害総額は約70万円)。

 2月上旬まで窃盗を続け、ベビーカー以外にもバイクのヘルメットやゴルフバッグ、スーパーの買い物袋など約30件を盗んだもようだ。なお、藤川容疑者には交際している女性がいるというが、子どもはいないという。

 2003年に国内輸入が始まったマ社製ベビーカーは、1台約3〜7万円と高額ながら、高いデザイン性と小回りの利く操作性で2〜3年前から人気に。同社の日本総代理店によると、現在は60〜70万台の市場で約20%のシェアを持っている。昨年11月には「商品で指を切断した」という米国でのリコール騒ぎが、国内に波及して売り上げを落としたが、今年に入って回復しているという。

 総代理店の担当者は「ベビーカーは家庭にとって、思い入れの強い商品です。被害に遭われた方にとっては、アルバムを取られたようなものではないでしょうか。ショックを感じております」とコメントしている。

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